コラム

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目の下の「くま治療(脱脂)」とは?

目の下のくま治療「くまとり(脱脂)」とは?

目の下のくまは、疲れて見える・老けて見える・不機嫌そうに見えるなど、第一印象に大きく影響するお悩みのひとつです。
その原因は単なる色味だけでなく、目の下の脂肪の突出(ふくらみ)や凹凸、皮膚のたるみが関係していることが多くあります。

こうした構造的な原因に対して行う治療が、いわゆる「くまとり(脱脂)」です。
目の下には「眼窩脂肪(がんかしぼう)」というクッションの役割をする脂肪があります。
加齢や体質により、この脂肪が前に押し出されると、


  • ・脂肪のふくらみ
  • ・その下にできる影(黒くま)
  • ・凹凸による老け感

が目立つようになります。
この状態に対して、脂肪を取る/移動させる/皮膚も調整するなど、状態に応じた治療法が選択されます。



① 単純脱脂(経結膜脱脂)

特徴

• 下まぶたの裏側(結膜側)から脂肪を取り除く方法
• 皮膚は切らない


メリット

• 傷が表から見えない
• ダウンタイムが比較的短い
• 若年層や皮膚のハリがある方に向いている


注意点

  • ・ 脂肪を「取るだけ」なので、もともと凹みがある方・皮膚のたるみが強い方ではくぼみが強調されることがある
  • ・ 適応の見極めがとても重要



② ハムラ法(皮膚切除を伴う表ハムラ法)

特徴

• 下まぶたの皮膚を切開
• 余分な脂肪を「取る」のではなく、凹んでいる部分へ移動
• 余った皮膚も同時に切除


メリット

• 脂肪のふくらみと凹みを同時に改善
• 皮膚のたるみも一緒に治療できる
• 中〜重度のたるみがある方に適している


注意点

  • ・ 表に傷ができる(※時間とともに目立ちにくくなる)
  • ・ ダウンタイムはやや長め
  • ・ 繊細な手技が必要



③ 裏ハムラ法(皮膚切除を伴わないハムラ法)

特徴

• 下まぶたの裏側からアプローチ
• 脂肪を凹み部分へ移動
• 皮膚は切らない


メリット

• 傷が表に出ない
• 単純脱脂よりも自然な仕上がり
• 凹凸改善に優れている


注意点

  • ・ 皮膚のたるみが強い場合は不向き
  • ・ 高度な技術が必要
  • ・ すべての方に適応できるわけではない



どの方法が最適かは「診察」で決まります

くまとり治療で最も大切なのは、 「脂肪を取ればいい」わけではないという点です。


  • • 脂肪の量
  • • 皮膚のハリ・たるみ
  • • 目の下の凹みの有無
  • • 年齢・骨格・表情の癖

これらを総合的に判断し、 単純脱脂・ハムラ法・裏ハムラ法を適切に選択することが、 自然で若々しい仕上がりにつながります。



まとめ


• 単純脱脂:若くてハリがある方向け
• ハムラ法:たるみ・凹みが強い方向け
• 裏ハムラ法:傷を避けつつ自然に整えたい方向け

目の下は顔全体の印象を大きく左右する繊細な部位です。
だからこそ、一人ひとりに合った治療法選びが何より重要になります。